嵐山に観光へ行く時あなたはどこに行きたいですか?
嵐山と言えば天龍寺や渡月橋が有名ですよね。でも人が多いのはちょっと苦手というあなた。常寂光寺へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
紅葉の名所として知られる常寂光寺は嵐山にある小倉山の中腹に位置しております。秋の紅葉の季節が最も見ごたえのある時期ですが、初夏から梅雨に訪れるのもおすすめです。末吉坂付近の苔や青もみじの緑の海に癒されること間違いなしです。この時期であれば竹林の小径から距離は近いですが、天龍寺や渡月橋と逆方面にあるため観光客はそれほど多くありません。この記事では、そんな常寂光寺の見どころとアクセス方法について歴史をまじえて紹介いたします。
常寂光寺の歴史
日蓮宗の寺院である常寂光寺は、究竟院日禛によって一五九六年(慶長元年)に小倉山の地に開創されました。重要文化財である多宝塔は一六二〇年(元和六年)に建立されたと伝えられています。本堂は伏見城の建物を一部移転修造したもの、仁王門も本圀寺客殿の南門を移転したものです。本圀寺客殿の南門は貞和年間(一三四五〜一三四九年)に建立されたもののため、仁王門は常寂光寺境内の建築物で最も歴史のある建物になります。
常寂光寺の見どころ
山門
黒色に塗られた山門は周りにある自然と相まりとても厳かな風景を醸し出しています。
仁王門
山門から受付を通りまっすぐ進んだところに茅葺の屋根をした仁王門はあります。門から見える本堂への階段を望む景色はぜひ写真に収めておきたい一景です。本堂から仁王門を俯瞰する描写もおすすめです。
末吉坂の苔
本堂側の坂一面に苔が青々と茂っています。梅雨の時期には一度見てみることをおすすめします。
妙見の滝
不思議な雰囲気な場所です。本堂への階段左手にあります。
本堂
本堂の近くにある鐘楼付近にはもみじがたくさんあります。また裏手には池があります。軒下に腰をおろし、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
多宝塔
重要文化財である多宝塔。高さが約12メートルあり、厳かな雰囲気を出しつつも美しさを感じます。
展望台
必ず見ておきたい風景。多宝塔の奥にあるため忘れがちです。私は忘れました。多宝塔を背景京都の街を望める絶好の写真スポットです。
もみじ
参道から本堂に続く道には約200本のもみじがあり、紅葉の季節だけでなく梅雨の時期の青もみじ鑑賞もおすすめです。
アクセス
JR山陰線本線(嵯峨野線):嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分
京福嵐山本線:嵐山駅下車、徒歩20分
常寂光寺まで行くおすすめのルートはJR嵯峨嵐山駅下車から竹林の小径を通る道です。この道にはお亀石で有名な野宮神社や庭園が美しい天龍寺があります。時間に余裕があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 常寂光寺
- 住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
- 拝観時間:午前9時〜午後5時(午後4時30分受付終了)
- 拝観料:大人400円 / 小人200円
- 公式サイト:http://www.jojakko-ji.or.jp/
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