鞍馬山にある鞍馬寺は京都随一のパワースポットです。本殿金堂の目の前にある金剛床、鞍馬山にある魔王殿・木の根道と数も多いながら、得られる力が強力すぎて危ないと噂されるほどです。この記事ではそんな鞍馬寺と鞍馬山の魅力について説明します。
鞍馬寺とは?
鞍馬寺の由来
鞍馬寺は京都市左京区鞍馬に位置しているお寺で始まりは奈良時代末期と伝えられています。唐招提寺の創立者の鑑真の弟子が鞍馬山の登山中に鬼女に襲われ、そのところを毘沙門天に助けられ、毘沙門天を祀る草庵を結んだのが鞍馬寺の始まりです。
鞍馬寺の信仰
鞍馬寺では、千手観世音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊の三身を一体の尊天として祀られています。尊天とは、この世の存在するすべてを生み出している宇宙生命・宇宙エネルギーのことを言い、尊天は森羅万象、日月星辰、あらゆる神あらゆる仏の姿に顕現されることがあると言う信仰です。鞍馬寺の尊天信仰では、その尊天の働きは月・太陽・大地の三つのエネルギーであらわれるとされ、千手観世音菩薩は月輪の精霊、毘沙門天王は太陽の精霊、護法魔王尊は大地の霊王として姿を表しになるとされています。
神仏に縛られない信仰こそが鞍馬寺のパワーの所以なのかもしれませんね。
また千手観世音菩薩は愛の象徴、毘沙門天王は光の象徴、護法魔王尊は力の象徴とされ、尊天に参拝される際は、「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く」と祈り、「すべては尊天にてまします」とお唱えするといいそうです。
パワースポット 鞍馬寺の見どころ
真理そのものを信仰する鞍馬寺には、鞍馬山含めてパワースポットと言われる場所が三箇所あります。鞍馬寺から奥の院参道を行く鞍馬山への登山になるので、すべて訪れたい方は歩きやすい格好でいきましょう。
宇宙からのエネルギーを得られる 金剛床
本殿金堂の目の前にあるのが金剛床です。その中にはパワースポットでよく見られる六芒星があり、さらに中心には目立つように三角形が配置されています。その三角形の上にたち、両手を広げ空を仰ぐとエネルギーをもらえるようです。人がいるとちょっと恥ずかしいかもしれませんがぜひお試しを!
大地のエネルギーが溢れるパワースポット 木の根道
木の根道は奥の院参道の中間地点ぐらいに位置しています。生き物かと思えるくらい、木の根が地表から出て地面いっぱいを覆い尽くすほどです。大地の力をびしびしと感じられる場所です。木の根道を進む際は、根っこを踏みつけないように注意して歩きましょう。
魔王が降臨した地 奥の院魔王殿
魔王殿は尊天の一身である護法魔王尊が降臨した地として伝えられています。外から見てもあまり力を感じられないかもしれませんが、中に入ると雰囲気が一変します。魔王と称されるだけあって、独特の力が満ちている感じです。何か変えたいと思っている人には絶好のパワースポットかもしれません。
鞍馬寺について
鞍馬寺へのアクセス
電車でお越しの方
叡山電車 | 鞍馬駅下車 徒歩30分 |
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バスでお越しの方
京都バス | 鞍馬下車 徒歩30分 |
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以下の記事で鞍馬寺へのアクセス方法を詳しく紹介しています。
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