風景を見てすごい感動した!でも写真を撮ったら、なんか普通…。こういった経験はカメラ初心者なら誰にでもあるのではないでしょうか。私ももちろんあります。撮った写真を家に帰って見てみると、「なんでこんな写真を撮ったの」と思えるようなものがたくさん。
この記事は、風景写真をもっとうまく撮りたい!自分が感動した風景を他の人にも見てもらいたい!というような私と同じような悩みを持つ方のために、風景写真撮影のコツをまとめて見ました。特に私と同じカメラ初心者の方は知っておいて損はしないはずです。
それでは、風景写真をうまく撮るコツを3つ紹介します。
風景写真は絞り優先モードで撮影
絞り優先モードでF8-F11で撮影しよう
風景写真でピント合わせは重要です。風景写真でボケている写真ってあまり見ないですよね。風景写真は基本的に被写体全てにピントが合うようにします。つまりボケなくするということ。
風景写真でボケをコントロールするものが絞りです。絞りを開放するとボケやすくなります。反対に絞りを絞るとボケにくくなります。
じゃあ、「絞りはできるだけ絞ったらいいんでしょ」と思うでしょう。
しかし、そう簡単にはいきません。絞りを絞りすぎると、「回折現象」というものが起きてしまいます。これは別名「小絞りボケ」とも言います。
詳しい説明は省きますが、別名の通り、絞りを絞りすぎるとボケが発生してしまうのです。そのため、画面全体にピントを合わせるためには、絞りを開放することによるボケと絞りすぎによる小絞りボケの両方を回避する必要があります。
実際にはF22より小さい値では回折現象はそれほど見られません。それではなぜそれより低い絞り値であるF8-F11で撮影することが多いのでしょうか。
それは、絞りを絞るほど適正露出になるまでのシャッタースピードが遅くなるからです。シャッタースピードが遅くなると、手ぶれや被写体ブレが起きてしまいます。
ISO感度をあげることでシャッタースピードは早くすることができます。しかし、ISO感度をあげるとそれに合わせてノイズも多くなってしまいます。
そのため、三脚を使い手ぶれが起きない状態であればISO感度は100、手持ち撮影でもISO感度は200〜400ぐらいが良いとされています。
つまり、できるだけ低いISO感度で手ぶれや被写体ブレが起きないシャッタースピードが必要になるということです。そのシャッタースピードを出せるので、F8-F11がよく使われているということですね。
もちろんこれより大きい絞り値で撮影する人も多くいます。しかし、初心者の方はまず基本をおさえておき、もっと撮影技術が上がってからいろいろ試した方がいいでしょう。
絞り値優先モードでF8-F11で撮影すれば、大失敗という風景写真はなくなるはずです。
早朝や日没前後に撮影しよう
朝起きて、今日はいい天気だから写真を撮りに出かけよう!そう思って撮影現場に着いたのはお昼前後。そして、いい写真を撮ろう!と張り切っていませんか。
まずこれが大きな間違いです。
天気のいい日の昼前後は、日差しが強く、光と影のコントラストが大きく出てしまいます。明暗差に弱いカメラは露出補正やホワイトバランスを駆使しても対応できないことが多いです。
絶対ではないですが、良い風景写真を撮りたいなら、昼前後は避け、早朝や日没前後を狙いましょう。日差しが柔らかく、雰囲気抜群の写真が簡単に撮れます。
この時間帯付近は名前もついており、ブルーアワーとマジックアワーの二つがあります。
ブルーアワーは日の出直前と日の入り直後に見られる一帯が青く染まる時間帯です。
マジックアワーは日の出直後と日の入り直前に見られる一帯がオレンジに染まる時間帯です。
この時間帯どちらもまるで映画みたいなドラマチックな風景写真を簡単に撮ることができます。ただし、そのベストな時間帯は10分もないので狙って準備する必要があります。
写真で伝えたいことを明確にしよう
風景写真に限らず一番大事なことであり、それでいて忘れがちなことです。
今までに見たことがない感動する風景にあったら、何も考えずにシャッターを押していませんか。ついその時の感動からやってしまいがちなことです。
その場に行ったことがある人ならどこに感動できるかわかりますが、写真だけを見る人にとっては何に感動したか全くわからないものになっているかもしれません。
写真を撮るなら、まず自分がその風景の何に感動したのかを明確にしましょう。そして、そのものを主題に撮りましょう。主題があれば構図も考えやすいですよね。
何に心を惹かれるかは人それぞれです。目に止まったもの心を惹かれたものに素直に従いましょう。自分だけの答えを持てれば、ありふれた風景ではなく魅力的な風景が撮れるはずです。
もし見渡す限り海や空で何も風景に組み込めない。
そんな時は足元に目を向けてみましょう。
何かしらありますよね、岩や花が。もしかしたらただの地面かもしれません。
そういったものを入れることで、見る人に空間を共有することができます。こうすることで見る人にあなたがどこに行ったか伝える手段ができます。
まとめ
写真で一番大事なことは見た人に何を伝えたいかということ。それを伝えるために撮影テクニックが必要になってきます。まずは誰かに見せたくなるような景色を一つ見つけ、納得できるまで撮るのがいいかもしれません。
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