三千院について
三千院は、傳教大師である最澄上人が比叡山延暦寺建立の際に草庵を結んだのが始まりとされています。代々、皇族や貴族が門主を務めた格式高い門跡寺院の1つです。かつては、梶井門跡や梨本門跡と呼ばれていましたが、明治時代に霊元天皇の勅願により三千院と呼ばれるようになりました。境内には観賞式庭園と回遊式庭園の2つがあり、それぞれで異なった風情を楽しめます。回遊式庭園である有清園には往生極楽院があり、その中には国宝に指定されている阿弥陀三尊坐像が安置されています。庭園では季節折々の景観を楽しめ、特に初夏の紫陽花と秋の紅葉は見ものです。
境内案内



交通アクセス
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
京都バス停「大原」下車、徒歩15分
駐車場:無(周辺に駐車場有り)