2018年11月3日から2018年12月9日までの約1ヶ月間、二条城で初の紅葉ライトアップとなる「FLOWERS BY NAKED 2018 ―京都・二条城―」が行われています。
2018年11月17日土曜日に行ってきましたので、その時の様子を写真をまじえて紹介していきます。
この記事の目次
「FLOWERS BY NAKED 2018 ―京都・二条城―」の概要
今回行ってきた「FLOWERS BY NAKED 2018 ―京都・二条城―」について知らない方もいるかと思いますので、さっと概要を説明します。
二条城初の紅葉ライトアップとなるこのイベントはこれまで多くの空間演出のイベントを手掛けてきたNAKEDによるものです。
以下のものは公式サイトからのイベントの説明です。
花のイマーシブ(没入型)イベント「FLOWERS BY NAKED」を11/3(土)〜12/9(日)に開催します。今回はこれまで秋に紅葉する木々が少なかった二条城で、”花と伝統” をテーマに歴史的建築と先進アートを融合させる事で、全く新しい秋の二条城が満喫できるイベントになっています。
初の紅葉ライトアップを始め、重要文化財・二の丸御殿御清所の部屋一面に光って揺れるススキ畑や、近づくと香りがするコスモスの空間演出、重要文化財・唐門へのプロジェクションマッピングなど、城内各所でイマーシブ(没入型)な体験をお楽しみください。引用:FLOWERS BY NAKED 公式サイト
簡単に言えば花をテーマにしたライトアップイベントです。メインとなるのは台所で行われる体験型の空間演出となります。
混雑状況
行ってきたのは市内でも紅葉の色づきが始まる11月中旬の土曜日です。入城は思っていたよりさっとできましたが、メインとなる台所で長い時間待つことになりました。
受付や見どころとなるスポットの混雑状況を写真付きで紹介していきます。
受付
受付に到着したのは、20時ごろでした。だいたい5分前後の待ち時間といったところ。
プロジェクションマッピング(唐門)
受付を済ませて最初の見どころとなる唐門のプロジェクションマッピング。ずらーっと並んで撮影しています。
二の丸庭園
二の丸庭園のライトアップも見ものです。ここでも多くの方が写真を撮っています。
台所
イベントのメインとなる没入型の空間演出を体験できるのが台所です。ここでも並ぶことになり、待ち時間は約1時間でした。お手洗いは受付側にあるので済ませておくといいでしょう。
混雑回避方法
ライトアップイベントは主に次のことで混雑や待ち時間を減らすことができます。
- チケットの事前購入
- 平日に行く
- 終了時間間際に行く
前売券の販売は11月2日で終わっていますので、待ち時間を減らしたい方は終了時間間際に行くといいでしょう。
入城時間に合わせていくと大抵待つことになりますが、少し経ってから行くと意外とすんなり入れることが多いです。
最終入城の受付が21時となっているので、20時半過ぎくらいに行くと混雑がだいぶ緩和されているかと思います。
ただ今回の様子だと終了間際に行ってもメインとなる台所で多少待つことになりそうな印象です。
見どころ
二条城初の紅葉ライトアップとなる「FLOWERS BY NAKED」の見どころとなる箇所をさっと紹介します。写真撮影などの参考にしてください。
二条城 秋のライトアップ体験レポート|写真付き
ここでは私が実際に「FLOWERS BY NAKED 2018 ―京都・二条城―」に行ってきた時の様子を写真をまじえて紹介していきます。
受付を済ますとライトアップされた東大手門が迎えてくれます。
番所がある入口周辺は特に見るところはないでしょう。左が順路になります。右に曲がると売店や休憩所・トイレなどがあります。
曲がった先には、イベントのパネルが置いてあります。
東南隅櫓が見えるあたりには二条城まつりの企画の1つである「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 秋季特別展覧」の写真パネルが置いてあります。
そして、その先には二条城のライトアップの見どころとなる唐門のプロジェクションマッピングが行われています。
唐門が様々な様子に彩られるさまを楽しむことができます。個人的には今回で1番好きな見どころです。
二の丸御殿は拝観できないので先に進みます。そうするとライトアップされた二の丸庭園が現れます。
角度を変えると、撮影しやすい箇所は全部で3ヶ所あります。
先に進むと行灯で照らされた通路になります。
秋にちなんだ様々なデザインの行灯が楽しめます。
行灯の通路の先には休憩所とお手洗いがあります。台所での待ち時間が長いので、ここでお手洗いを済ませておくのもいいでしょう。
そして、紅葉のライトアップです。
色とりどりにライトアップされた紅葉を傍に歩いていきます。
振り返ってみる紅葉のライトアップもきれいです。
その先には北大手門のライトアップが見られます。
メインとなる台所の前には迫力ある木のライトアップも楽しめます。
そうして台所に到着です。人がたくさんいます。
まず一番最初に目に入るのは、今回のイベント「FLOWERS BY NAKED」の世界を表現した大きな本です。
パラパラとめくられていく美しい映像を楽しむことができます。
メインである台所に入るには約1時間の待ち時間がありました。
台所の入口近くには、今回の空間演出の概要が書いてあるパネルがあります。会場内でも説明の書いてあるパネルがありますが、さっと目を通しておくといいでしょう。
そしてついに台所に入場です。人はそこそこ多いですが、入場制限があるのでそこまで混雑しているという印象はありませんでした。
「秋桜」は前に立つと香りと映像の演出を楽しめるもの。近くでよく見ると細かいミストのようなものが出ているのがわかります。
「蒲公英」は息を吹きかけると綿毛が舞い上がる様子を楽しめます。
「秋嵐」は六角堂の副住職を務める華道家元池坊によるいけばなと映像のコラボです。
「落ち葉の小径」は歩くと紅葉が舞い散る様子を楽しめます。
「花薄」では室内いっぱいの光り輝く花薄と月の幻想的な雰囲気を楽しめます。
そして、「MOSAIC FLOWERS」では秋の七草が花言葉と共に紹介されていきます。
写真を撮るのを忘れていましたが、帰り道には京都の名産品が買える出店が並んでいます。他にも軽い飲食ができる店舗があるので、休憩もできます。
二条城 秋のライトアップまとめ(感想・所要時間など)
二条城初の紅葉ライトアップということで秋をモチーフにした様々なライトアップや空間演出を楽しめます。
受付から会場を出るまでの所要時間は約2時間弱でした。
メインの空間演出のある台所では、待ち時間が約1時間弱、中の観覧時間は15分ほどでした。
台所を除けば撮影ポイントも多くはないので、待ち時間含めて1時間半あれば余裕を持って回れるかと思います。
行ったのは一番混みそうな土曜日の夜でしたので、平日であればもっと待ち時間も少ないかと思います。
NAKEDは今年は春・夏と続けて二条城のライトアップを行っているので、次はどんな演出があるのか楽しみです。
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