お宮参り(初宮参り)はお子様が生まれて1ヶ月を迎えたことを産神様へ感謝する行事。
初めて京都でお宮参りされる方は、「いつ」「どこの神社へ」「どのように」お宮参りしたらわからずに不安になる方も多いはず。
大切なお子様の一生に一度の通過儀礼ですから、後悔はしたくないでしょう。
そこでこの記事では京都でお宮参りされる方のために、どのタイミングでどのような流れでお宮参りをすべきかまとめました。
初めて京都でお宮参りされる方は、ぜひ参考にしてください。
お宮参りとはどんな行事?いつどこに行く?
まずお宮参りとはどのような行事であるか確認をしておきましょう。
初宮参り(はつみやまいり)とは、赤ちゃんが無事に生誕1か月目を迎えたことを産土神に感謝して報告する行事である。初宮詣(はつみやもうで)とも。通常、単に宮参り(お宮参り)というと初宮参りのことを指す。 引用:Wikipedia
お宮参りは初宮参りと呼ばれることもあり、お子様が生まれて1ヶ月を迎えたことを産神様へ感謝・報告する行事です。
ただこれだけの説明では、具体的にどのようにお宮参りしたら良いのか悩むでしょう。
ここではお宮参りは「いつ」「どこに」「誰が誰と」行くべきかといった具体的な情報について、詳しく解説を行っていきます。
お宮参りに行くタイミングはいつがいい?
お宮参りに行くべきタイミングは正式には男の子31日目、女の子32日目と言われています。
ただこれは地域によって異なるものです。例えば、伏見稲荷大社の初宮参りの解説には、「男子30日目・女子31日目」と記載があります。
生後30日前後の母子の体調の良いタイミングで
産土神様へ報告することは大事ですが、一番大切なものは母子の体調です。
そのため、正式な風習の時期にこだわらず母子の体調が良い生後30日前後のタイミングで行かれるといいでしょう。
ただ次の時期に混雑がしやすい点には注意をしましょう。
- 大安の日
- 土日祝日
お宮参りはどこの神社に行くべき?
お宮参りは一般的に神社へ参拝にいきます。参拝する神社の選択肢としては、次のようなものがあります。
- 地元の氏神様
- お宮参りで有名な地元の神社
- 安産祈願を行った神社
これらの選択肢について、解説を行います。
特に理由がなければ、風習に習い地元の氏神様へ参拝に行かれるといいでしょう。
地元の氏神様
お宮参りは産土神様へ感謝・報告する行事です。産土神様とは、その土地の守護神のことを指します。
つまり風習に習えば、地元の氏神様に参拝に行くべきということです。
お宮参りで有名な地元の神社
現在では生後1ヶ月を無事に迎えた感謝とこれからの健康な成長を祈る行事となっています。そのため、地域で有名な神社へ参拝へ行かれる方も多いです。
安産祈願を行った神社
産土神様は安産の神様と関連の深いものともされています。安産祈願を行ったのお礼参りとして、お宮参りに行くのもいいでしょう。
お宮参りでは何をする?
お宮参りで行うことは、次のものがあります。
- 神社への参拝
- 写真撮影
- 挨拶回り・会食
お宮参りで必ず行うものは、神社への参拝。参拝はお賽銭を入れたお参りだけでなく、ご祈祷を受けるのが一般的。
他にもご家庭によって、写真撮影や親戚を招いて会食を行います。
お宮参りは誰が誰と行く?
かつて母親は産後の忌明けが終わっていないことから、参加できないとされていました。
しかし、現代ではそのようなことは気にせずに両親およびその両祖父母で参拝するケースが多いです。
祖父母が遠方にいる場合は、相談の上でお子様のご両親を含めて誰と行くのか決定するといいでしょう。
参拝時の服装は?
お宮参りでご祈祷を受けるのであれば、服装は正装で行かれるのが好ましいです。
祖父母と一緒に行かれ、写真撮影を行う場合は、和装または洋装に揃えておくと見栄えが良い記念撮影を行うことができるでしょう。
赤ちゃんの服装
赤ちゃんの服装は次のものが候補としてあげられます。
- ベビードレス
- 産着(初着)
両親・祖父母の服装
女性の方は、和装であれば訪問着や付け下げといった着物。洋装であれば、ワンピースといったものがあります。
男性はスーツで行かれるのが一般的と言えるでしょう。
お宮参りの事前準備リスト
ここではお宮参りで事前に準備・確認しておくべきものをまとめています。
- ご祈祷の予約
- 写真撮影の手配
- 衣装・服装
- 食事の手配
ご祈祷の予約
参拝予定の神社でご祈祷の予約が必要かどうか確認を行いましょう。
神社によっては、ご祈祷を行うために予約が必要な神社もあるためです。ただ一般的な神社には、予約が不要もしくは予約が不可な神社が多いです。
しかし念のため、予約の必要の有無は確認しておきましょう。
写真撮影の手配
写真撮影を行いたい方は、撮影の手配をしておきましょう。手配が必要な撮影方法には、次の2種類があります。
- フォトスタジオで撮影
- 出張撮影を依頼
それぞれの選択肢について解説を行っていきます。
衣装・服装
当日の服装をどのようにするべきか予め決めておきましょう。
祖父母を交えて写真撮影を行う場合は、あらかじめ和装もしくは洋装のどちらにしておくかも相談しておくべきです。
もし和装を希望される方で、ご家庭に赤ちゃん用の産着や母親・祖母向けの訪問着や付け下げといった着物がない場合はレンタルするという選択肢があります。
産着や着物のレンタルは来店でも宅配でもレンタル可能なきものレンタルwargoといった店舗があります。
食事の手配
もしお宮参り後に挨拶をかねた会食を親戚などを招いて行うのであれば、手配を行う必要があります。
- 参加者への日程の連絡
- 食事の手配
主に行う準備はこの2つになります。
食事は自宅ですますか外食にするかによって、準備すべき内容が異なります。
京都独自のお宮参りの風習ってある?
お宮参りは地域によって、風習が異なる行事の1つです。そのため、京都でお宮参りを行う方は他の地域と比較して、どのような違いがあるのか疑問に思うはず。
祖父母も参加される場合、間違ったことを行っていないかヒヤヒヤする方も多いでしょう。
ここでは、京都のお宮参りならではの風習について解説を行います。
おでこに書く文字は大小
お宮参りの際に赤ちゃんの健康を祈って、おでこに文字を書く風習があります。
一般的には「×」または「犬」を書きます。
しかし、京都では男の子には「大」、女の子には「小」を書くケースが多いです。
ただお宮参りの際に、必ずしもおでこに文字を書かなければいけないというわけではありません。
書くべきかどうか悩む方は、祖父母や参拝に行かれる神社に相談してみるといいでしょう。
京都では紐銭は行わない
紐銭とは、お祝いとしてもらったご祝儀の水引に穴を開けて紐を通し、赤ちゃんのお祝い着に結びつける関西で行われる風習です。
しかし、この風習は大阪に知られているもので、京都では特に頻繁に行われるものではないようです。
こちらも気になる方は、祖父母や参拝に行かれる神社に相談してみるといいでしょう。
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