京都駅からバスで嵐山方面へ40分ほどで着く場所に梅宮大社はあります。ここは古くより子授かけ石として信仰されている「またげ石」があり、日々全国から祈祷にいらっしゃる方がいます。しかし、最近では動物写真家の岩合光昭氏がよく猫たちの撮影に訪れていたこともあり猫神社としても大変有名で、多くの猫好きの参拝者が訪れています。
京都で有名な猫神社へ!
梅宮大社前のバス停で降り、左へ進むと参道の看板があります。
参道の看板を右手に曲がるとすぐに梅宮大社の鳥居が見えてきます。鳥居の中に朱色の鳥居が見えるのがとても印象的でした。境内にはバス停から歩いて5分くらいで到着します。
朱色の鳥居は近くで見てもとてもきれい。この日は曇りでしたが、晴れた日なら青と朱色のコントラストでより一層きれいに見えるかと思います。
楼門にはたくさんの酒樽が置いてあります。梅宮大社は酒造の神として有名な酒解子神が祀られています。
楼門をくぐる前に左手を向くと西梅津神明社があります。ここでは天照大神が祀られています。
さて、楼門をくぐると大きな拝殿に目を惹かれます。奥に見えるのが本殿です。拝殿の右手には百度石があり、その奥には稲荷社があります。
社務所にはお願いが書いてあります。餌やりは禁止。万が一猫にひっかかれたり噛まれたりされた場合、消毒を準備してくれるとのことです。
社務所の前にいる猫。すやすやと気持ち良さそうに寝ています。猫たちの撮影はあとで行うことにして、社務所で神苑への入苑券を買います。また、またげ石の場所がわからなかったので確認しました。本殿の柵を右手に進んでいくとあるそうです。
絵馬が奉納されている場所の少し右手にまたげ石と書かれた看板があります。柵からまたげ石までは結構距離がありました。またげ石は夫婦で祈祷された場合のみ案内していただけます。
そして、神苑へ。
やっぱり猫に癒される。神苑もおすすめ!
入り口を入ると橋の向こうに咲耶池が見えます。ここからでも鯉がたくさんいるのがわかります。
景色は本当にきれいな場所です。池にいる色鮮やかな鯉が目を惹きます。
鯉のえさも購入できるので、橋であげるとわんさか集まります。たくさんいるとなんとも言えないすごい感じに。苦手な方は遠くからあげましょう。
▲咲耶池の島にある池中亭茶室
梅津は王朝時代に王公貴紳の別荘が多く造られたところで咲耶池にある池中亭茶室は現存する唯一の芦のまろやです。やはり昔の建物は趣がありますね。
まろやの意味
葦(あし)や茅(かや)などで簡単に屋根を葺(ふ)いた、粗末な小屋のこと。
▲池を臨む参集殿
池に木々の緑が映り込み大自然の中にあるような景観になりました。夏は緑が映える時期ですね。
▲土俵
歩き疲れたら、土俵のベンチで少し休みましょう。日陰になっていて夏でもとても涼しい場所です。この周辺に紫陽花がたくさんありましたが、時期が遅いためほとんど枯れていました。来年の紫陽花の時期にはぜひ来てみたい場所です。
▲勾玉池
ちょうど本殿の後ろに位置する勾玉池。社務所で聞きましたが、時期であれば睡蓮か蓮が見れるそうです。はっきり覚えていなくて申し訳ないです。勾玉池から先には紫陽花や椿が見られる場所があります。椿は3月中旬から4月中旬、紫陽花は6月上旬から下旬が例年見頃となっています。
出口付近には梅苑もあります。梅の見頃は2月中旬から3月中旬となっています。2月中旬から6月下旬までは神苑で様々な花が見頃を迎えます。梅宮大社で見られる神苑の花の見頃を最後にまとめておきましたので、もしよければご覧ください。
この時期にも少しだけ咲いている花もあります。神苑も見終わり、最後に猫たちの写真を撮りに行きます。
7月に行きましたが、暑くてお疲れのようです。起きている写真が1枚撮れてよかった。
いかがでしたか?猫神社で有名な場所だけあって、たくさんの猫たちがいました。やっぱり猫の自由気ままな感じは見るだけで心が癒されますね。行くまで知りませんでしたが、神苑もとても美しい場所でした。来年は花が見頃の時期にも足を運んでみたいと思います。
梅宮大社で見られる神苑の花の見頃
梅 | 2月中旬〜3月中旬 |
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椿 | 3月中旬〜4月中旬 |
八重桜 | 4月中旬〜下旬 |
霧島つつじ | 4月下旬 |
平戸つつじ | 5月上旬 |
杜若 | 4月下旬〜5月上旬 |
花菖蒲 | 5月下旬〜6月上旬 |
紫陽花 | 6月上旬〜下旬 |
梅宮大社について
正式名称 | 梅宮大社 |
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住所 | 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30 |
拝観時間 | 午前9時~午後5時 (午後4時30分受付終了) |
神苑入園料 | 500円 |
公式サイト | http://www.umenomiya.or.jp/ |
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