最近、京都の桜の名所として知られるようになった原谷苑に桜を見にいって来ました。
視界いっぱいの桜を楽しめ、桜が見頃となる時期の京都にきたなら足を伸ばしてでも訪れてほしいおすすめの場所です。
そんな原谷苑に桜を見にいった時の様子をお伝えします。
写真が多めになりますので、雰囲気や混雑状況もわかりやすいかと思います。
この記事の目次
原谷苑の桜の見どころは?
原谷苑の見どころは圧巻の桜の風景を見られるところです。
約4,000坪の敷地内に約220本の桜の木が植えられており、特に枝垂れ桜は樹齢が大きいの木が多いです。
そのため、見上げてもどこを見ても桜が視界をおおいつくすほどの他では味わえない光景を目にすることができます。
少しアクセスが不便な場所にありますが、桜を満喫したいという方にはぜひおすすめしたい場所になります。
原谷苑の開花状況を確認するには?
原谷苑の見頃の時期は例年4月上旬から4月中旬ごろです。
山の方にあるため、京都市街の桜名所スポットより少し遅く見頃を迎えます。
開花状況を確認するには次のサイトで確認する方法がおすすめです。
原谷苑への行き方は?便利なアクセス方法をご紹介
原谷苑に行くにはJR「円町駅」または地下鉄「北大路駅」からタクシーを利用する方法がおすすめです。タクシーで10分ほどで、料金は約2,000円弱ぐらいです。
また桜シーズンに限り、わら天神宮の鳥居前から無料のシャトルバスが利用可能です。
シャトルバスの開始時期は原谷苑の公式サイトに掲載されています。
ただバスの時刻表や本数などの明記がないので、時間が気になると言う方はタクシーを利用した方がいいでしょう。
原谷苑の桜の混雑状況
最近、桜の名所として人気が出始めた原谷苑。どれくらい混雑しているか気になる方も多いかと思います。
ここでは桜を見に行った際の混雑状況を写真でご紹介します。
受付の混雑状況
受付はだいたい常時10人くらい待っている人がいるといった感じ。数分で受付は済ませられるでしょう。
苑内の混雑状況
苑内の混雑状況ですが場所によっては人が多いですが、全体的に見ればそれほど混雑している感じはしません。細い道の行き来にちょっと苦労するくらいです。
これは比較的人が密集しているところを撮ったもの。
広い通路では、それほど混雑している様子はありません。
売店の混雑状況
昼どきの売店は人が多いです。お弁当が売り切れになるかはわかりませんが、公式サイトでお弁当の予約も行っているので心配な方はしておくといいでしょう。
原谷苑の桜体験レポート|視界一杯の枝垂れ桜を堪能!
原谷苑の桜を見に行ってきましたので、その様子をお伝えします。
周辺はのどかな自然溢れる場所といった感じでしょうか
受付では10人ほどの列ができています。ただ待ち時間はそれほどもなくさっと入ることができました。
入り口にはシャトルバスの案内板が出ていました。シャトルバスは西門から出ているとのことです。こちらは東門になります。
受付を済ますと少し坂道が続きます。
道中にはきれいな山吹が咲いていました。苑内では桜だけでなく、様々な種類の花も楽しむことができます。
苑内は一方通行ではなくて、いくつかの道に分かれています。
右側に進んで行くとちょっとした高台になっており、苑内を俯瞰およびお弁当などが売っている売店に行くことができます。
右側に進んでいき、本館があるあたりを探索してみます。
桜のピンクだけでなく、様々な草木の色とりどりの風景を楽しむことができます。
ちょっとした雰囲気ある建物もあります。
原谷苑の苑内の略図がところどころにおいてあります。苑内には約20種の桜があり、どこで見られるかが書いてあります。
略図には、原谷苑の豆知識として以下のようなことが書いてありました。
- いつから開苑?→昭和38年
- 樹齢は?→約60年
- 桜は何本?→約220本
- 広さは?→約4000坪
苑内はどこをみても桜、桜にこれほどまでに囲まれる場所は他にはないでしょう。
階段を上がって上に登ってみます。
そうすると、桜の海のような景色を見ることができました。
下を見てみると、着物姿でいらっしゃいました。桜と着物もよく似合いますよね。近くには着物レンタル店はないので、京都駅などで借りるといいでしょう。
来た直後は曇り空でしたが、ちょっとずつ晴れてきました。青空の方が桜の見栄えも良くなりますね。
そのまま桜鑑賞を楽しみつつ、丘のてっぺんまで登ります。そこにはお弁当などが売っている売店があります。
売店の近くにはお弁当が食べられるような椅子や座敷などが準備されています。
お弁当とおでんを買いました。
お弁当をいただきながら、ゆっくりと花見を楽しむことができます。
こちらは紅しだれ弁当や花見弁当を予約された方のための桟敷席。
西門付近にも略図がおいてあり、こちらはイラストが豊富な様子
桜が見頃の時期とあって、人はたくさんいます。道が狭い場所はすれ違いに苦労しますが、普通に花見を楽しめる程度の混雑具合。
人混みが嫌いという方でも問題がないかと思います。
どこをみても桜、桜ということで桜の撮影を行いたいという方にも大人気のスポットのようです。
原谷苑の桜は樹齢が70年を超えているものが多いので、大きな桜の木も多いです。
近くで見て、桜の香りを楽しんでみるのもいいですね。
原谷苑の御室桜は見頃を迎えていました。とても大きな御室桜で見応えがあります。
枝垂れ桜も大きなものがありました。
見る角度が変わるだけで全然違う風景になるので、つい苑内をゆっくりと散策してしまいます。
なんの木の種類かわかりませんが紅葉っぽいものも見られました。
他の京都の観光スポットでは海外の方が多くいるイメージですが、原谷苑は日本の方が多いようでした。まだ海外の方にはあまり知られていない穴場スポットのようです。
原谷苑では多くの桜の種類を楽しめるのも見どころですね。
下から見上げて撮った桜の写真。
枝垂れ桜も大きく、見上げるように撮ると迫力のある写真が撮れます。
苑内の西側には様々な花が咲いているエリアもありました。
ところどころにベンチがあり、休みながら花見をすることができます。
本当に美しい桜の風景を楽しむことができます。
案外混雑もそれほどしておらず花見を存分に楽しむことができました。
きれいな紅梅もありました。
桜だけでなく、季節の草花も一緒に楽しめる素晴らしい場所だと思います。
桜だけでなく、新緑の緑を楽しめる場所もあり、撮影をしていても楽しかったです。
存分に楽しんだので帰路につきます。
受付の混雑状況は来た時とほぼ変わらずといったところ。
近くにはバス停があったので、ここから帰ることにしました。
まとめ(感想・所要時間など)
桜を楽しみたいという方は、ぜひ原谷苑へ行くことをおすすめします。
桜の本数と種類で言えば、京都でも中規模程度にはなるかとおもいます。しかし苑内はそれほど広くなく、全部見て回るのも苦労しません。
何より桜の密度が濃く、こういった桜の風景を楽しめる場所はそうそうないかと思います。
お弁当も食べて所要時間が2時間程度。ベンチもそれほど混んでいなく、休みながら花見もゆっくりできるでしょう。
京都で桜を見たいなら個人的には1番おすすめしたい桜スポットになります。
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