京都の紅葉が見頃を迎える秋の時期は、海外からの観光客も多く、大変混雑します。
そのため、ホテル・宿は早い時期に予約で満室になり、直前に旅行を決めた方はホテルが取れないことも多いです。
この記事では、秋の京都の紅葉シーズンにホテルが取れない時はどうすれば良いのか、対処法をお伝えします。
複数のホテル予約サイト及び公式サイトをチェックする
まず始めに試してほしいことが、複数のホテル予約サイト及び公式サイトの全てをチェックすることです。
最近はWeb予約でホテルの予約を行う方が多いかと思いますが、残室数といったものはシステムにより管理されています。
そのため、予約・キャンセルの反映に各予約サイトで差がある場合もあります。
Aサイトでは満室だったけど、Bサイトではキャンセルが早く反映されていて1室残っているといった場合です。
予約サイトごとに割り当てられている部屋数に違いがあるという話もあるので、大手と言われる予約サイトは全て確認しておいたほうがいいでしょう。
ホテル・宿に直接電話する
ホテル・宿に直接電話を行うのも良い手段です。
Web予約が多数を占めてきたとはいえ、直接電話で予約を行う方も多いです。
電話で予約された方は、電話でキャンセルを行うでしょう。その際に、ホテルの従業員がシステムに反映するまで、時間が多少かかるはずです。
しかし、直接電話を行えば、システムに反映されていない予約枠を抑えることができるというわけです。
電話代がかかるというデメリットはありますが、試してみる価値はある方法です。
キャンセル待ちを狙う
泊まりたいホテルが満室で埋まっている場合は、キャンセル待ちを狙うしかありません。
キャンセル待ちを狙う際は、複数のホテル予約サイトを確認するのとホテルへ直接電話する方法を合わせるといいでしょう。
キャンセル待ちが出やすい時期はいつ?
キャンセルが出やすい時期は、宿泊予定日の1週間前からキャンセル料がかかる直前までです。
キャンセル料は2日前から発生するホテルが多いので、2日前から1週間前は定期的にチェックしておくといいでしょう。
宿泊がセットになったツアーを利用する
紅葉が見れる人気スポットのホテルが予約できないという方は、宿泊がセットになった紅葉ツアーを利用するのもおすすめです。
ツアーであれば、予約が取りにくい新幹線の座席も同時に確保することができる点も嬉しいポイント。
ツアーは定番の人気紅葉スポットをコースで回れるものが多いので、初めて京都に紅葉観光行かれる方は利用を検討されてみるといいでしょう。
京都府近隣の滋賀県・大阪府・奈良県に宿泊する
どうしても京都でホテルが取れない方は、京都へのアクセスが良い周辺のエリアに宿泊するといいでしょう。
滋賀県
滋賀県は京都の東隣にある県で、JR・地下鉄および京阪電鉄で結ばれています。
京都へ向かう電車は滋賀県の県庁所在地である大津エリアから出ています。
JR - 所要時間:約10分
- 乗換:0回
- 運賃:200円
- JR琵琶湖線 約10分
200円
京都駅からは紅葉名所へ行く手段が豊富にあるので、京都旅行初心者の方に一番おすすめの移動手段。京都駅から乗り継いで、京都随一の紅葉の名所と知られる東福寺に行くこともできます。
地下鉄東西線 - 所要時間:約30分
- 乗換:0回
- 運賃:500円
- 地下鉄東西線 約30分
500円
地下鉄東西線は道中の停車駅に紅葉名所の南禅寺や永観堂が近い「蹴上駅」があります。他に蹴上駅の次の停車駅である「東山駅」は祇園に近い駅。祇園から清水寺を回る散策コースを考えている方にはおすすめ。
京阪電車 - 所要時間:約25分
- 乗換:0回
- 運賃:430円
- 京阪京津線 約25分
430円
京阪電車を利用するメリットは、叡山電車への乗り継ぎができるので、圓光寺といった一乗寺エリアに行きたい方におすすめ。他にも石清水八幡宮や正寿院がある宇治エリアに行くこともできます。
JR沿線は離れても新快速の停車駅であればアクセスが便利
紅葉目的で滋賀県に泊まるなら、大津エリアが近くて便利です。
しかし、いいホテルがないといった方は少し一足伸ばして、南草津駅や草津駅周辺のホテルに泊まるのもおすすめ。
新快速電車に乗車すれば、京都駅まで30分かからずに行くことができます。南草津駅には24時間営業のSEIYUがある点が魅力。
大阪府
大阪は京都の西側にあります。遠方から飛行機で来る方は、大阪府にある伊丹空港や関西国際空港から向かうことになります。
基本的には京都駅に新快速電車で30分ほどでアクセスできるJR沿線の大阪駅や高槻駅がおすすめ。
JR - 所要時間:約30分
- 乗換:0回
- 運賃:570円
- JR京都線 約30分
570円
日帰り旅行に切り替える
ホテルが取れないのであれば、日帰り旅行への切り替えも考えましょう。
夜行バスなどを使用すれば、遠方からお越しの方でも夜遅くのライトアップまで楽しむことができるでしょう。
複数人で来られる方は、あらかじめ近隣エリアの駐車場を予約しておき車で来る方法も。
ホテルや宿と同様に紅葉シーズンは新幹線の予約も早めに埋まるためプランの計画はお早めに。
紅葉シーズンの早い時期・遅い時期を狙う
京都の紅葉名所の多くが見頃を迎える時期は11月中旬から下旬にかけてです。その時期の前後に行けば、ホテルの混雑具合も多少はマシになるはず。
そこで混雑を回避するためにあえて、早い時期または遅い時期に見頃を迎える紅葉スポットに焦点を合わせて旅行プランを変更する手もあります。
京都で早い時期に紅葉を楽しむ
京都で例年一番早く見頃を迎えるのは、滋賀と京都をまたぐ比叡山延暦寺と言われています。
比叡山では10月下旬ごろには色づきがすでに始まり、11月上旬に見頃を迎える年が多いです。他にも京都市の北部に位置する高雄や大原エリアなどは、11月中旬ごろに見頃を迎えます。
そのため、色づき始めは10月下旬ごろから11月上旬ごろに始まり、その時期には緑・黄・赤のグラデーションが混じった鮮やかな紅葉を楽しむことも。
京都で遅い時期に紅葉を楽しむ
京都で遅い時期に見頃を迎えるスポットは、下鴨神社にある糺ノ森です。例年12月上旬ごろから12月中旬ごろに見頃を迎えます。
他にも遅い時期であれば、見頃の時期を少し過ぎたスポットで散り紅葉を楽しみに行くという方法も。
散り紅葉を楽しみたいのであれば、12月上旬ごろの来訪がおすすめ。見頃ピークを過ぎているスポットが多いので、ホテルの混雑度も少しは控えめになっているでしょう。
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