自然や街並みなど楽しみどころがたくさんある古都京都。
京都に行くなら着物を着て観光してみたいと思う方も多いはずです。かわいい着物を着たらワクワクした気分になるでしょう。
撮る写真もより華やかになってより良い思い出となること間違いなし。
初めて着物を着て京都観光をしたいなら、手ぶらでいける着物レンタルがオススメです。さっと気軽に着物観光が楽しめます。
でもやっぱり初めてだと不安な点も多いはずです。
そこで様々な疑問や不安を解消できるようにこの記事では、着物レンタル初心者の方が悩みとなる点について解説しています。
着物レンタルの流れをはじめとして、京都のおすすめの着物レンタル店や着物に合う観光スポット、着物散策用のモデルコースなどを紹介しています。京都着物観光に行かれる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
STEP.1
着物を着て観光したい場所を考えよう

まずは着物散策をしたい京都の観光スポットを決めましょう。写真映えするスポットやオシャレなカフェなど着物姿にぴったりの場所がたくさんあります。自分の着物姿を想像しながら、考えてみると楽しみながら決められるでしょう。
STEP.2
1日の観光プランを立ててみよう

行きたい場所が決まったら、1日のスケジュールを立ててみましょう。ゆっくりと着物散策を楽しみたいなら、午前中には着物レンタル店に到着したいところ。歩く速度が遅くなったり、慣れない着物で普段より疲れやすくなるので、余裕を持った計画を組んだ方が焦らずに楽しめます。初めて着物散策する方は3〜4時間程度の観光コースがおすすめです。
STEP.3
着物レンタル店を選ぼう

1日の計画が決まったら、着物レンタル店を選びましょう。レンタルできる着物の種類や料金、ヘアセットや返却オプションなど店舗によって様々です。特に気になるのがどんな着物をレンタルできるかだと思います。かわいい着物がなかったら楽しみの気分が台無しです。おすすめはレンタルできる着物を事前に確認できる店舗です。
STEP.4
着物レンタルの予約をしよう

着物レンタル店も決まったら、事前に予約しておきましょう。京都は世界的にも人気のある観光地なので、いま空いてると思ってもあっという間に予約がいっぱいになることも。特に桜や紅葉の時期など観光客が多くなる時期は早めに予約をしておきましょう。
着物デビューにおすすめ!着物姿が映える京都の観光スポット
京都着物散策モデルコース|着物レンタル編
着物レンタルの流れを予約から返却まで簡単に紹介
京都観光といえば、趣ある街並みの中で着物を着て歩いてみたいなと思う方も多いはずです。
そんな願いを手軽に叶えられるのが着物レンタルです。いまの着物レンタルは手ぶらで行ってさっとかわいい着物に着替えることができます。
しかし、着物レンタルを初めてする方は、着物レンタルの流れはどのようなものかまだ知らない方も多いでしょう。
ここでは、着物レンタルの予約から当日に来店し、着物を返却するまでの流れを簡単に紹介します。
※ここで紹介している流れは一例ですので、店舗によって順番が異なることもあります。
STEP.1
レンタル着物の予約

着物レンタルされる際は事前予約をしておきましょう。当日レンタルも可能な店舗も多いですが、海外の方にとっても人気のある観光地なので、確実に利用したいなら予約は必須。さらに予約によってほとんどの着物レンタル店が割引やサービスを提供しています。お得に着物レンタルをしたいなら予約は忘れずに。
STEP.2
予約した店舗へ来店・受付

予約をした店舗に来店しましょう。初めて行く観光地であれば、駅近など行き方がわかりやすいお店がおすすめです。基本的には手ぶらで来店できます。必要なものはお店で貸し出してくれます。また予約時間よりちょっと早めに到着するように心がけましょう。
STEP.3
着物・帯選び

多くの着物レンタル店では複数の着物レンタルプランがあります。高価なプランほど選べる着物の種類が増え、アンティークや人気ブランドの着物を選べるようになります。予算に合わせて自分好みの着物を探しましょう。店舗によっては来店後のプラン変更を可にしていることも多いです。
STEP.4
着付け

着付け場所に移動し、着付け師による着物の着付けを行います。着付けが始まるとお手洗いには行けなくなるので、事前に済ませておきましょう。
STEP.5
ヘアセット

ヘアセットはオプションにしてる店舗も多いです。ヘアスタイリストによる着物にあったヘアスタイルから、髪飾りやかんざしをつけるだけのお手軽セットもあります。基本的にはヘアカタログから選ぶ店舗が多いです。自分好みの髪型にしたいのなら、オーダーヘアスタイルを提供している店舗を選択しましょう。
STEP.6
小物選び

着物に合うバックや羽織など追加で選ぶことができます。
STEP.7
荷物預かり

宿泊できた方などは手荷物を預けて、身軽に京都観光に出発しましょう。
STEP.8
写真撮影

写真撮影はオプションで提供している店舗がほとんどです。お好みの着物姿でお連れの方と一緒にスタッフに撮影をしてもらえます。SNSへの掲載を許可すれば、無料で撮影してくれる店舗も多いです。京都観光の記念にまずは1枚撮っておくのもいいでしょう。
STEP.9
京都観光

かわいい着物に身をつつみ、京都散策へ出発しましょう。京都着物を着て歩きたくなるようなスポットがたくさん。事前におすすめスポットの確認やスケジュールを決めておくといいでしょう。
STEP.10
レンタルした着物の返却

楽しい京都の着物散策を終えたら、着物を返却しましょう。店舗の営業時間と返却時間は異なる場合が多いので、しっかりと確認しましょう。また店舗によって、翌日返却・他店舗返却・ホテル返却といった様々な返却オプションも利用可能です。観光スケジュールに合った着物レンタル店を選ぶようにしましょう。
着物の種類にはどんなものがある?
着物といっても実はたくさんの種類があります。
着物の種類 | 格の高さ | 説明 |
---|---|---|
黒留袖 | 礼装 | 既婚女性の第一礼装。必ず五つ紋がある。 |
振袖 | 礼装 | 成人式や結婚式で着る未婚女性の第一礼装。そで丈が長いほど格が高い。 |
色留袖 | 五つ紋:礼装 一つ紋・三つ紋:準礼装 |
未婚・既婚問わずに着れる。紋の数で格が変わる。 |
喪服 | 礼装 | 喪の第一礼装。黒一色で五つ紋が入る。 |
訪問着 | 準礼装 | 未婚・既婚問わずに着ることができる社交着。式典から披露宴まで幅広いシーンに。 |
つけさげ | 準礼装 | 訪問着を簡素化した装い。茶会や観劇など訪問着では合わな場面に。 |
色無地 | 三つ紋・一つ紋:準礼装 無紋:お出かけ着 |
一色染めの着物。紋なしではカジュアルなお出かけ着に。 |
小紋 | カジュアル | 同じ柄を繰り返し染める普段着。柄次第ではお出かけ着にも。 |
化繊 | カジュアル〜準礼装 | 天然素材ではなくポリエステルやナイロンといった化学繊維でできた着物。雨に強く安価。 |
木綿 | カジュアル | 裏地がない単衣仕立ての着物。比較的安価なものが多く、基本的には普段着として着用。 |
浴衣 | カジュアル | 祭りや花火大会で活躍する夏の普段着。高級浴衣はお出かけ着にも。 |