京都の紅葉名所は、見頃の時期に行くと人が多く大変混雑しています。
そこで混雑回避に有効な方法が早朝の紅葉散策です。5時や6時といった朝早くに行けば、人が少なくゆっくりと紅葉観賞を楽しめます。
京都のお寺や神社は9時前後に拝観開始となるところが多数。
この記事では、朝の9時前から紅葉を楽しめる京都の紅葉スポットをご紹介していきます。
京都で早朝から紅葉散策を楽しめる場所はどこ?
24時間いつでも紅葉を楽しめるスポット
ここでは24時間いつでも紅葉を楽しめる京都の紅葉スポットをご紹介します。
八坂神社
八坂神社は境内の出入りが自由なので、朝早くにも拝観可能です。八坂神社というとあまり紅葉のイメージがありませんが、本堂の裏手ではきれいな紅葉を楽しめる穴場スポットとなっています。そのため、祇園・清水寺エリアの紅葉散策の始まりとして、選んでみるといいでしょう。
円山公園
円山公園は八坂神社から出てすぐにある公園。24時間開放であり、いつでも自由に散策をすることができます。円山公園は桜の名所としてのイメージが強く、紅葉の印象が控えめです。しかし、きれいな桜の紅葉を楽しむことができます。ぜひ八坂神社と合わせて早朝散策をしてみてください。
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社の境内は24時間開放されています。境内に紅葉の木が多いとは言えないですが、十分に紅葉観賞を楽しむことができます。稲荷山まで足を運び、早朝ハイキングをするのもおすすめ。京都駅周辺で時間を潰したいという方は足を運んでみるといいでしょう。
南禅寺
南禅寺は境内にある方丈庭園や三門は8時40分からの営業開始となりますが、境内自体は1日中出入りが自由です。そのため、朝早くから紅葉観賞を楽しむことができます。8時過ぎに行き、少し境内や水路閣などを散策してから、三門へ一番乗りして、紅葉の絶景を独り占めするのもいいかもしれません。
渡月橋
嵐山のシンボルとして有名な渡月橋は桂川にかかる橋。普段から車などが行き交う交通道路として24時間利用されているので早朝付近でも散策が可能です。紅葉はほとんどありませんが、竹林の小径なども合わせて散策した後に時間を合わせて天龍寺に行くのもおすすめ。
京都御苑
京都御所周辺にある公園。京都御所は9時30分からの拝観開始となりますが、京都御苑は24時間いつでも散策が可能。紅葉に加えて、黄葉を楽しめるイチョウの名所でもあります。二条城といった人気観光スポットが近くにあり、この近辺に泊まる方も多いかと思います。朝早くに起きれば、清々しい空気の中で早朝の紅葉散策を楽しめるでしょう。
糺ノ森(下鴨神社)
糺ノ森は下鴨神社境内にある森林地帯。東京ドームの約3倍の広さがあります。下鴨神社の拝観開始時間も朝早く、早朝から糺ノ森と合わせて紅葉散策を楽しめる。市内中心部にある紅葉名所に比べて、見頃の時期が12月上旬からと遅いので、訪問される時期には注意が必要。
哲学の道
は疎水沿いにある24時間散策可能な散歩道。桜の名所として有名ですが、きれいな紅葉を見ることもできます。同じく早朝拝観可能な南禅寺と合わせて訪れたい。
朝5時から紅葉を楽しめるスポット
ここでは朝の5時台から紅葉散策を楽しめるスポットをご紹介します。
東寺
東寺は京都駅から南西に1kmちょっと行ったところにある世界遺産であるお寺。開門は5時から行われますが、金堂や五重の塔といった拝観は8時もしくは9時からになる点には注意が必要。境内の瓢箪池があるエリアでは紅葉が、鎮守八幡宮があるエリアではイチョウを楽しむことができます。
西本願寺
世界遺産に指定されている西本願寺は京都市の天然記念物に指定されている大銀杏を楽しめるお寺。紅葉はほとんどなく、大銀杏を見ることができるイチョウの名所として知られています。京都駅からのアクセスも比較的良いので、朝早くに起きて時間がある方はぜひ訪れておきたい場所。
北野天満宮
紅葉の時期の北野天満宮の楼門の開門時間は朝5時半から。しかし、北野天満宮で紅葉を楽しめるメインとなるもみじ苑の開園は9時からになる点には注意が必要。境内でもちらほら紅葉を楽しむことができるので、朝のきれいな空気の中で参拝したい方はぜひ。
上賀茂神社
上賀茂神社は朝の5時30分から拝観が可能な神社。一の鳥居をくぐった先には広い敷地が広がっています。その先にある二の鳥居およびその右手にある渉渓園などできれいな紅葉が見られます。広い自然の中で爽やかに紅葉散策を楽しむことができる。
朝6時から紅葉を楽しめるスポット
ここでは朝の6時台から紅葉散策を楽しめるスポットをご紹介します。
清水寺
清水寺は朝の6時から拝観が可能。海外からの観光客が多いため、日中はいつも混雑しています。しかし、早朝の時間帯は人が少なく落ち着いて散策することができます。清水の舞台から朝の気持ちの良い風景を眺めてみてはいかがでしょうか。
東本願寺
東本願寺は、京都駅から北に歩いて7分ほどで着くお寺。イチョウの名所として知られています。京都の紅葉シーズンとなる11月と12月には、朝の6時20分から拝観が可能。境内でもイチョウを楽しめることができるが、御影堂門の前にある噴水がある街道が見どころポイント。街道であれば、1日中いつでもイチョウの黄葉を楽しむことができます。
法然院
法然院は哲学の道沿いにある寺院。山門がある白砂壇付近できれいな紅葉が見られる。哲学の道はいつでも散策可能なので、早朝散歩するのであれば、合わせて訪れたい場所。
朝7時から紅葉を楽しめるスポット
ここでは朝の7時台から紅葉散策を楽しめるスポットをご紹介します。
天龍寺
嵐山にあり世界遺産に指定されている天龍寺。紅葉が見頃を迎える時期には、朝7時30分からの早朝拝観を行っています。庭園では四季折々の風景が楽しめ、秋には紅葉に色づいた嵐山を借景にした趣ある風景をのぞむことができます。
朝8時から紅葉を楽しめるスポット
ここでは朝の8時台から紅葉散策を楽しめるスポットをご紹介します。
東福寺
京都随一の紅葉名所として知られる東福寺は、朝8時30分から拝観が可能です。朝一で乗り込めば、それほどまだ人が多くない状況で紅葉観賞を楽しむことができるでしょう。臥雲橋は24時間通行が可能ですので、ここから通天橋方面の紅葉の絶景を眺めるのもよし。混雑を回避したいなら、とにかく早めの拝観を心がけましょう。9時を過ぎてくると人が大変多くなるスポットです。
二条城
世界遺産に指定されている二条城は、城内で様々な場所で紅葉を楽しむことができます。開城は8時45分からと、市内でも朝早めに観光ができるスポット。さらに混雑を回避したいなら、asoview!で前売りチケットを購入しておくことがおすすめ。お得なポイント還元もあり、チケット待ちの行列に並ぶことなく入城することができます。
光明院
光明院は東福寺の塔頭寺院。東福寺から徒歩で5分ほどで行くことができます。光明院は朝の8時から拝観が可能。重森三玲によって作庭された「波心の庭」では、秋には庭の奥にあるカエデがが色づき、腰を下ろしてゆっくりと紅葉観賞ができます。
毘沙門堂
毘沙門堂は滋賀県よりの京都市山科区にある門跡寺院。拝観時間は8時30分から開始されます。参道にある石段の散り紅葉を楽しみたいなら、人に踏み荒らされていない早朝の時間帯がおすすめ。
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